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渡邊選手が来季から日本でプレー 米国では「毎日うどん」語った郷土愛

NPBグリズリーズで今季までプレーしていた渡邊雄太選手が、来季より日本に帰国し、Bリーグでプレーする意向を明らかにしました。渡邊選手は尽誠学園(香川)を卒業後に渡米し、短大を経てNCAA1部のジョージ・ワシントン大に入学。そして2018年にグリズリーズと2WAY契約を結び、田臥勇太選手以来、日本人2人目のNPBプレーヤーとなりました。その後、ラプターズ、ネッツ、サンズと渡り歩き、今年2月に古巣グリズリーズにトレード。最高峰のNBAで日本人最長となる6シーズンを戦い抜きました。

日本では大争奪戦が繰り広げられることが予想されます。そんな中、いち早く正式オファーを出したのは、Bリーグ3部の香川ファイブアローズです。香川で育った渡邊選手は、尽誠学園でエースとしてウインターカップ2年連続準優勝に貢献。4月21日に行われた会見では「毎日うどんを食べていて、この11年間、米国で一番消費したと思う」と、自らを育ててくれた郷土食への愛を語っていました。故郷への凱旋なるか、それとも…。渡邊選手の決断に注目が集まります。